2019年10月16日
読先生スペシャルインタビュー
こんにちは、剣が刻運営チームです。
『剣が刻』メインキャラクターデザインをご担当頂きました、読先生に一問一答形式で、インタビューに応じていただきました。
イラストを手掛ける際の貴重なエピソードや、ファンの皆様へのメッセージも頂きましたので是非、ご覧ください!
Q1.
イラストレーターになったきっかけは?
A1.
絵を描くこと自体は元々好きだったのですが、職業としては安定するかかなり不安だったので悩みました。
大学へ行くか専門へ行くか悩んでいた際に『絵を続けるべき』と背中を押してくれた人がいて、現在のような仕事をさせていただい ております。
そこで絵をやめていたら保育士になるつもりでした。
Q2.
いつから、どこでイラストの勉強を始めたのですか?
A2.
物心ついたときからなんとなく描きつづけていました。勉強というよりは趣味でした。
Q3.
良い作品を作り上げるため、どのような練習をしますか? また停滞期はありますか?
A3.
練習、という感じではないですが時間があれば背景となる舞台の勉強をしたり(江戸時代の文化とか)実際に触れられるような機会があれば体験してみたりしていました。
スランプ的なものにはしょっちゅう陥ってしまうのでとにかく気合いで乗り切っています。
Q3.
仕事をする時、何か特別な習慣などがあれば教えてください。
(例えば音楽を聞きながら作品に集中する、おやつを食べながら作品を描くなど)
A4.
オーダーに沿った情景を想像しやすいような音楽を選んで聞いたりしていました。
おやつはついつい食べてしまいますが特にイラストへの影響はないかもしれません。
Q5.
どのようにして自分のイラストスタイルを固めたのですか?
A5.
特にこういうスタイルで行こう、みたいなものはないです。
携わらせていただく作品に合わせて少しずつテイストや塗り方など変えつつやっていければ良いなと思っております。
Q6.
読先生が描かれたキャラクターは皆細かい設定があります。
キャラクターデザインの際、インスピレーションをどのように見つけますか?
A6.
オーダーを頂く際にはある程度キャラクターの設定やこういったものを入れてほしい、みたいなものがあるので基本的にはそれに肉付けしていくような感じになります。
肉付けの際に色々調べていくなかで、面白いものが見つけられればそれを加えてみたりしてOKをいただけるか冒険させていただいてます(笑)
Q7.
読先生が描いたスチルやキービジュアルは、ストーリー性が見事に表現されています。
これに関して、何か心得またはスキルなどあれば是非教えてください。
A7.
いただいたオーダーやキャラクター内で、このキャラクター構成でしか表現できないものってなんだろう?って考えつつ構成しています。
背景に何置こうかな、とか……。そのあたりを決めてから、一番目立たせたいもの、こっそり潜ませておきたいものなどを並べ替えたり入れ替えたりしつつレイアウトを考えています。
Q8.
『剣が刻』の感想は?
A8.
普段参加させて貰っているゲームでは立ち絵は基本静止画なんですが、spineで動くキャラ達というのが新鮮でした。
Q9.
『剣が刻』での創作の過程で、悩んだことはありますか?
A9.
ゆるキャラみたいなのを考えるのが致命的に苦手なので芝右衛門が一番悩みました。
私が考えたゆるキャラや動物キャラみたいなのはだいたい酷評必死の謎キャラになり気味だったので……。
Q10.
『剣が刻』には江戸のキャラクターのみならず、現代からタイムスリップしたキャラクターもいます。
違う時代、地域のキャラクター衣装をデザインする際に気を付けていることはありますか?
A10.
鬼族はテンプレ(まつ毛がピンとなってるとか爪が黒いとか)があったり、妖怪はある程度モチーフがあるので思いつきやすいのですが、現代系がいつも一番悩みます。
ファンタジーよりもリアルなファッションセンスが問われてる気がしていつも緊張します。
Q11.
キャラクターの武器をデザインするとき、意識したことはありますか?
A11.
武器系統は結構実在するものはそれに忠実に描いてちょっとだけ脚色、という感じで描いてます。
光国の刀も基本はそんな感じで、水戸のイメージで梅をあしらいました。
Q12.
最後に『剣が刻』のファンの方々へのメッセージを、是非お願いたします!
A12.
今まで描かなかったようなタイプからお馴染みな感じのキャラクターまで、今までで一番たくさんのデザインを起こさせていただき感慨深いです……。
私以外にも素敵な先生方が素敵なカッコ良くて可愛い子たちをたくさん描いてくださって、シナリオもキャラクターも盛りだくさんの作品となっているかと思います。
ぜひ色々な方々にお楽しみいただければ幸いです。
読先生のインタビュー、いかがでしたか?
是非『剣が刻』をプレイして、読先生のキャラクターに会いに来てくださいね。
剣が刻 運営チーム